KS International Strategies

profile of the CEO

Kuni Shimada
島田 久仁彦 (しまだ くにひこ) 代表取締役社長(CEO)

紛争調停官・国際交渉人
国際ビジネス戦略アドバイザー
地政学リスクアドバイザー
交渉術・コミュニケーション術エグゼクティブインストラクター
M&A交渉人
Global Sustainability Advisor
へいわ創造機構ひろしま(HOPe)プリンシパル・ディレクター

国際的に有名な交渉のプロフェッショナルとして知られ、国際紛争の調停のほか、国際テロ事件や誘拐事件などの交渉のアドバイス、M&A交渉、ビジネスにおける様々な交渉も請け負っている。また、国際会議のファシリテーションのプロフェッショナルとして認められており、数多くの会議で議長やファシリテーターを務めている。

元国際連合(United Nations)紛争調停官および日本政府気候変動交渉首席交渉官。現在 KS International Strategies 社のCEOを務める傍ら環境省参与(2010年11月より2016年3月)およびSun Investment社のパートナーなどを歴任。2016年6月より経済産業省大臣官房参事に就任(2018年3月末に退任)。日本政府の他に、スリランカ政府やトルコ政府などに対して、気候変動交渉、環境技術の普及・発展に関わる政策、エネルギー政策、SDGs/ESGなどに対して助言を行う。

環境分野では、これまでに環境省国際調整官として気候変動交渉で政府代表団でリード交渉官を務めると同時に、数々の議題で交渉の議長なども歴任。またこれまでに京都議定書導守委員会議長や技術移転専門家グループ議長なども務めている。2010年10月に名古屋で開催された生物多様性第10回締約国会議(CBD-COP10)では、議長補佐を務め会合の成功に寄与した。環境問題、とくに気候変動問題には、1997年から関わっており、気候変動の国際交渉においては知らない人がいないと言われるほど名が知られており、国際的なNGOであるWWFより2010年に『最も影響力のある交渉官10人』に選出された。

環境問題のほか、エネルギー問題にも精通し、国際的なオピニオンリーダーとして認識され、Southern Company, Shell, Total, American BioCarbonなど、国内外のエネルギー関連企業のアドバイザーも務める。2009年にはUK Energy Summitにおいて「最も活躍しているリーダー」に選出され、Bloomberg Energy Summitにもゲストスピーカーとして招待されている)。

1998年から、国際連合(UN)などを通して安全保障問題(コソボ紛争、イラク復興など)で数々の調停を行い、また人権問題、女性の権利向上、アフリカおよび最貧国の開発プロジェクトなど、多岐にわたる分野において交渉および調停を行った実績もあり、これまでに様々な国際的な賞を授与されている)。現在もシリア、イラクなどの紛争の調停に従事し、またトルコやイランを含む中東問題や東南アジアの紛争に対する紛争調停官としても活動している。

現在、CNN、BBC、France2など海外メディアのニュースに出演し、国際情勢、安全保障問題、環境・エネルギー問題などのコメンテーターを務め、国内では国際交渉の専門家として、さまざまな番組に出演している。活動は安全保障・外交問題、エネルギー、環境問題にとどまらず、ポップカルチャー、芸術などさまざまな分野にわたる。

これまでに、環境・エネルギー問題、安全保障問題などで日本政府の他、多くの外国政府への助言を行い、環境・エネルギー問題に関しては、民間部門ではSun Investment社のパートナーなどシニアポジションを務める傍ら、General Electric社、丸紅株式会社、東京電力株式会社、日本エネルギー経済研究所、ハネウェル・ジャパン社、Southern Company、Hunton & Williams法律事務所、大成建設などに対し、コンサルティングを行うと同時に、多くの多国間交渉も手掛けている。また米国EOS Climate社のアドバイザリーボードのメンバーや中国のIEEPA (International Energy Conservation Environmental Protection Association)の理事兼アドバイザー、スリランカ政府外務省特別顧問を勤めている。

さらに、米国FBIのCrisis Negotiation Unitの特別インストラクターを務め、国際テロリズムや誘拐事件、ハイジャック犯などに対する交渉についての研修を担当すると同時に、実際の交渉に対する詳細なアドバイスも行っている。

また、2017年9月11日より、国際交流基金ジャポニスム2018事務局広報アドバイザーに就任し、国内・海外広報戦略についての助言を行った(2018年3月末で退任)。また、2017年より、東南アジア諸国(タイ、インドネシア、マレーシア、ベトナム)やラテンアメリカ諸国(メキシコ、エクアドル、コロンビア)の家族・同族企業に対し、総合的なビジネスや経営についてのアドバイスを行ない、事業の効率化と海外進出の手助けを行うとともに、円滑な事業承継の手助けも行っている。

また各国政府幹部および幹部候補生(例:日本政府外交政策アカデミー、外務省研修所ほか)および企業のエグゼクティブからミドルクラスのマネージャー、マネージャー候補生に対して、public speakingやディベート、交渉術、リーダーシップトレーニングを実施する傍ら、2003年より国内外の大学・大学院など(ハーバード大学、カリフォルニア大学バークレー校、オックスフォード大学など)で交渉プログラムのインストラクターも務めている。2014年からは文部科学省のプロジェクト、Super Global High Schoolにおいて、『グローバル人材とは?:世界で活躍するために必要なこと』と題した講演を全国の対象校で実施し、後進の育成に努め、トビタテ!留学Japanの研修にもパネリストとして参加している。

2012年3月、これまでの活動が評価され、世界経済フォーラム(World Economic Forum)のYoung Global Leaders 2012(YGL2012)に選出された。

また2014年10月には、スリランカに本部を置くThe Diri Saviya Foundationの理事に任命され、スリランカ政府に対する国際問題への対応についてアドバイスを行うこととなった。

2013年には2冊の著書も出版。2013年12月には、致知出版社の『致知』(2014年1月号)、PHP研究所の『Voice』(2014年1月号)、Courrier Japon (2014年3月号)においてこれまでのキャリアや交渉について語っているほか、Rollingstones Japanなどにも登場している。

2015年4月より、政府関係者やビジネスパーソンをはじめ、今後の世界を担う方々を対象に『戦わない交渉術:和を創出するコツ』を伝授する『エクセレントネゴシエーター養成塾』を開設し、後進の育成に努めているほか、時事通信社・内外情勢調査会主催の講演や多くの企業およびメディアグループ幹部への講演を日本各地で行っている。

2020年4月7日より、世界的な交渉の権威であるThe Schranner Negotiation InstituteのNegotiation Expertsロスターに加わり、今後、日本国内外で交渉やコミュニケーション術、リーダーシップなどについての講演やスピーチを行う予定。

2020年1月22日、一般社団法人Beyond SDGs Japanの理事に就任いたしました。
2020年7月1日より一般社団法人日本リスクコミュニケーション協会の理事としても活動いたします。

2021年4月1日より、へいわ創造機構ひろしま(HOPe)のプリンシパル・ディレクターとして、核兵器なき持続可能な未来に向けた取り組みをリードしていくことになりました。

2021年4月1日、新たな提携先にPower Ledger社が加わりました。Japan Representativeとして、ブロックチェーンを用いた分散型電源などのサービスを日本でも広げるべく尽力いたします。

著書:
2013年8月7日にかんき出版より『最強交渉人のNOをかならずYESに変える技術』
出版。

2013年10月8日に『交渉プロフェッショナル:国際調停の修羅場から』(NHK出版新書)出版。書店、online書店で発売中(新書版、Kindle版)

現在、環境ビジネスオンライン、日経BP『小さな組織の未来学』、CINRA 『最強交渉人のビジネスに活かす交渉術』、天理時報『国際ネゴシエーターが説く納得の説得』で連載執筆中。

また、自身のKunikaigiを通じて、国際情勢や交渉術、ビジネス戦略などについて幅広く議論を展開し、毎週金曜日には「最後の調停官の究極の交渉・コミュニケーション術」と題したメルマガを発行して、交渉・コミュニケーション術について語る傍ら、国際情勢の裏側についてギリギリの解説も行っている。

メディア出演:
NHK BSプレミアム『英雄たちの選択』
NHK Eテレ『知恵泉』
BS 11 Inside-Out
など多数。

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